語り部 しずく






       岐阜・長良川に伝わるおはなし、地名の由来を
        掘り起こしてシンセサイザーで歌い語り踊る平成の語り部


奈良の大仏をつくった金麻呂の仏鉢〜金の仏鉢〜

奈良時代、飢饉や病のため、朝廷は大仏をつくって国を立て直そうと大仏づくりの名人を探しましたがなかなか見つかりません。

「どうか、名人にあえますように」と一心に仏様にたのみましたら「あす、西へいきなさい。」とお告げがありました。

日野の里で、牛飼いの金丸(金麻呂)という少年が、
土で仏像をつくっているではありませんか。

そのできばえの素晴らしいこと!

都へのぼり、立派な大仏をつくりました。

そのごほうびに金銅鉢をもらい、護国之寺へ納めました。

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